機械据付とは
機械据付とは、機械設備を工場内に設置することを指します。単に置くだけでなく、動かないよう固定するという意味を含みます。
機械設備はエアコンや工作機械、精密機械などを指します。
機械据付には、その特性上フォークリフトやクレーンなどの重機を用いて行うことが多くなります。
機械据付に使用する重機の例
機械据付を行う機械設備の大きさや形状、また工場内の設備によって使用する重機を選定します。
▼フォークリフト/クレーンを使用できない工場内など
▼クレーン/フォークリフトで運ぶのに適していない機械設備など
機械据付と機械移設の違い
機械据付は前述のとおり、機械設備を工場内に設置することですが、機械移設は既に設置されている機械設備を移動させることです。
設置してある機械を移動させて設置することをまとめて「移設据付」と言うこともあります。
機械移設には、工場内のレイアウト変更や、工場の移転によるものが多くなります。
機械据付の手順
機械据付の手順
- フォークリフトやクレーンで機械設備を設置したい位置まで動かす
- 設置位置に仮置きするための台木を準備
- 台木に機械設備を乗せ、ジャッキを使って機械設備を降ろす
- アンカー施工(※任意)
一般的には、このような手順で機械据付を行ないます。
アンカー施工については、任意なのでお客様のご要望に合わせて行うのが一般的です。
アンカー施工を行う時の例
- 耐震性を高める場合
- 機械設備の重心が高い場合
- 精密加工を行う機械設備の場合
などが挙げられます。
万一、地震が起きた時に倒れてこないようアンカー施工を行う場合もあれば、機械自身の振動で精密性が損なわれないようにアンカー施工を行う場合もあります。
丸栄では・・・
丸栄運輸機工では、機械据付も機械移設も承っております。
サービス紹介■機械移設据付サービス
機械設置の位置のご指定もミリ単位でご対応いたします。また、狭い場所への据付も過去に行なった実績もありますのでお気軽にお問い合わせください。
よくあるご質問■狭い場所への機械の搬入、据付はできますか?
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この記事を書いた人
用語辞典編集チーム