ネステナーとは、倉庫内などで多く使用される保管棚・保管ラックのことです。パレットごと品物を保管することができます。
ネスラックやネスティングラックと呼ばれることもあります。
ネステナーは重ねて使用することができるので、空間の有効活用ができます。
また、ネステナーに保管してあるパレットと品物を出さずにネステナーごとフォークリフトで移動させることもできます。

参考：用語辞典■パレットとは

ネステナーの種類には、正ネステナー・逆ネステナーと呼ばれるものがあります。

• 正ネステナー(画像左)・・・ラック下部に網棚があるタイプ
  パレットに乗せた品物をネステナーごと移動させることが可能。

• 逆ネステナー(画像右)・・・ラック上部に網棚があるタイプ
  ひとつのネステナーで、2段使用が可能。
  下段は床に置くことになるのでネステナーの移動には少し手間がかかる。

左：正ネステナー、右：逆ネステナー

ネステナーのメリット

• 大きな固定ラックとは違い、簡単に移動させることができ倉庫内のレイアウト変更がしやすい
• 複数のネステナーを重ねて使うことで空間を有効活用できる
• 使用しない時は重ねて置いておけるので場所をとらない

ネステナーのデメリット

• ネステナーの高さを超える品物は置けない
• 簡単に移動させられる分、地震の揺れに弱い
• 高く重ねすぎると重心が高くなり重いものの保管には向かなくなる

丸栄運輸機工では、パレットラック(重量ラック)、移動ラックでの保管を承っております。

どちらも床に固定してありますので、地震の揺れにも強く、ネステナーに比べて重量のある品物を保管することが可能となっております。

丸栄運輸機工では、倉庫の見学も含めた会社見学会を開催しております。
参考：よくあるご質問■会社見学について教えてください

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