サイクルタイムとは、製品を1個製作するのにかかる時間のことです。
製作には、実際に機械に材料をセッティングしたり、検査をしたりする時間も含みます。
計算式は、(稼働時間)÷(実際の生産数)=(サイクルタイム)で表します。
サイクルタイムとは
サイクルタイムとは
サイクルタイムを短くする方法
各工程にどのくらい時間がかかっているのかを洗い出します。
1番時間がかかっているところ(今回は検査)が短くできるとサイクルタイムも短くなります。
他の工程を短くしても、サイクルタイムが短くなるのではないかと感じると思いますが、仮に材料設置の時間を1分に短縮できても、機械稼働と検査には20分かかってしまうのでその後の梱包は21分待たないといけません。
そうなると1番時間のかかる工程を短縮できた方が次の工程の待ち時間も短くなるので効率がよくなります。
検査工程でよくお聞きするのは、「人が1個ずつ目で見て検査していたものをカメラやロボットを使って検査したい」というお声です。
確かに人が行う検査だと途中で目が疲れて傷などを見逃してしまったり、経験の有無で品質に差が出たりする可能性もあります。
それを機械で自動化することで、一定の品質を保つことができ、サイクルタイムも短縮することができます。
サイクルタイムとタクトタイム
サイクルタイムは、タクトタイムと間違われやすいですが、2つは別の意味です。
サイクルタイムは製品を1個作成するのにかかる実際の時間のことで、タクトタイムは製品を1個作成するのにかける目標時間のことです。
【サイクルタイムとタクトタイムの関係】
サイクルタイム=タクトタイム ・・・必要な分を必要なだけ製作できている
サイクルタイム>タクトタイム ・・・目標に対して製作が追い付いておらず、欠品や納期遅延が起きやすい
サイクルタイム<タクトタイム ・・・製品を目標よりも多く製作していて、在庫を抱えている
用語辞典■タクトタイムとは
丸栄では・・・
丸栄運輸機工では、画像検査装置構築サービスをご提供しております。
サイクルタイムの削減、製造工程の省人化や自動化に貢献いたします。
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