最大積載量が10tであれば、積載可能は10tまでとなります。
しかし、大型トラックを通称「10t車」と呼んでいる場合もあるので実際の積載量はその車両によって異なります。トラックの後ろに最大積載量が記載されていますので、それを確認するのが一番簡単な方法です。
写真のトラックは最大積載量が14,000kgなので14tまで積むことができます。
最大積載量とは
最大積載量とは、トラックに積める最大の重さです。
積み込む荷物の重さだけでなく、台木・荷締め道具・シート等も含んだ重さになります。それを超えて積むと過積載となり道路交通法・貨物自動車運送事業法違反になります。
最大積載量の計算方法
最大積載量は、車両総重量から乗車員を含んだ車両重量を引いたものになります。車両総重量と車両重量は車検証に記載されています。
最大積載量は、トラックの種類によって異なります。
トラック種類による最大積載量の目安
車両総重量は法律で決まっているので、車両重量によって最大積載量が決まります。車両総重量まで、積載することができます。
車両重量 | 車両総重量 | 最大積載量 | |
中型トラック | 架装等による | 11t未満 | 4.5~6.5t未満 |
大型トラック | 架装等による | 11t~25t以下 | 6.5t~総重量25t |
トレーラー | 架装等による | ~36t | ~総重量36t |
車両重量について
車両重量は、車両そのものにガソリン、エンジンオイルや冷却水、バッテリー等が充分に装備された状態の重量を指します。
車両の架装によっても車両重量が変わります。例えばウイング車やクレーンが搭載されているものだと、それらの重さも含んだ車両重量となります。
そのため、同じ大型トラックでも架装がよりシンプルな平ボディ車の方が最大積載量が大きくなります。
車両関連のよくあるご質問
■精密機械を輸送する際、どのような車両を使用しますか?
■機械を長距離運搬してもらいたいのですが、どの車種をお願いしたらいいのか分かりません。選んでもらうことはできますか。