装置の機能・特長
寸法:9770×5320×2330 mm(全長×全幅×全高)
ロボットハンドでの部品の組立、とカメラでの検査を自動で行います。
ロボットハンドを複数搭載し、組立に不可欠な人間の手の動きを再現しています。
工程ごとにカメラで角度を計測し自動補正。
ロボットハンドで部品を組み立てた後、荷重検査し合否判定。
合格した完成品を容器に収納し、一定数溜まったら次の工程へ流します。
お客様からのご要望
「人が手作業で組み立て、検査していたものを自動化したい」というご要望を元に、この装置を開発しました。
人が行う作業では、どうしても組み立てる速度や完成品の質にばらつきが出てしまいますので機械での自動化を希望されていました。
設計担当者より
ロボットハンドの制御がこの装置のポイントです。手作業で組み立てづらい部分は、ロボットハンドでも難しかったです。
組み立てを担当されていた方に実際の作業の様子を見せてもらって、その手の動きを参考にしました。その手の動きを再現し、ロボットハンドでのスムーズな組み立て工程を実現しました。
また、人が組み立てる時には感覚で部品の角度を変えたり位置を少しずらしたりしながら行いますが、ロボットにはその感覚がありません。
部品の角度を何度変えるのか、位置を何ミリずらすのか明確に指示する必要があります。そのためにカメラを設置し、部品の角度を計測・自動補正できるよう設計しました。
出荷から機械の立ち上げまで
出荷~搬入据付~復元作業も弊社で承りました。
詳細はこちらで紹介していますのでご参照ください。